街の探検隊
2011/08/01号 | 清水肇(はじめ)さん宅の屋敷林
六町四丁目に、緑がうっそうと繁った一角があります。江戸時代から続く清水肇(はじめ)さん宅の屋敷林で、ケヤキ、松など6本の保存樹を主体に、秋にはハゼノキ、イチョウなどの木々が見事な紅葉の景観を作り出してくれます。この屋敷林全体が、区の保存樹林になっています。
母屋は築150年ほどの建物で、この母屋と入口の薬医門は区の指定文化財となっていて、歴史的建造物です。また、屋敷の周り約200〜300?は、「囲(かま)え堀」という用水路の跡が今でも残っています。「以前、吉衛門堀という名の用水が近くを流れていて、そこから水が入っていたんです」とは、長男の賢一郎さん。「この緑は、大変貴重なので、何とか残してもらいたいですね」と賢一郎さんは語っています。
会社名(店舗名) | 清水肇(はじめ)さん宅の屋敷林 |
---|---|
住所 | 足立区六町4 |
※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。